【小5読書感想文】候補4冊から選んだ『スペシャルQトなぼくら』

中学受験につながる本

こんにちは、ことはです。

夏休みの宿題といえば、読書感想文。

「本を読むのは好きだけど、感想文は苦手」
「そもそも何を読めばいいかわからない」

そんな子も多いのではないでしょうか。

ところが、わが家の小学5年生の長女は少し違いました。

今年の夏休み。

長女が困っていたのは、読書感想文を書きたい本がないことではなく、書きたい本が多すぎて1冊に決められないことでした。

「どれがいいと思う?」

そう聞かれた私。

候補になっていたのは、夏休みに読んだ4冊でした。

読書感想文の候補になった4冊

長女が候補にしていたのはこちら。

  1. 『スペシャルQトなぼくら』
  2. 『ぼくの色、みつけた!』
  3. 『そして、バトンは渡された』
  4. 『やなやつ改造計画』

どれも「この本なら書けそう」という理由ではなく、長女なりに心に残ったところがあった本です。

①『スペシャルQトなぼくら』

この本は、長女にとって知らないことだらけだった本でした。

読んだあとに出てきたのは、

「そういう人もいるんだ」

という、とても率直な感想。

自分が今まで知らなかった考え方や世界に触れたことそのものが、新鮮だったようです。

「知らなかった」ということは、ときにとても大きな読書体験になるんだなと、そばで見ていて感じました。

②『ぼくの色、みつけた!』

この本を読んだきっかけは、学校でおすすめされていたこと。

実は長女自身も以前、色の見え方について眼科で診てもらったことがあります。

結果として現在は経過観察ですが、そんな自分自身の経験もあったため、興味を持ったようでした。

自分の体験と本の内容を重ねながら読めるという点では、読書感想文にも書きやすそうな一冊。

私自身も「これを選ぶのかな?」と思っていました。

③『そして、バトンは渡された』

長女にとっては、これまで読んできた児童書とは少し違う、大人向けの小説。

それでも、とても気に入った一冊でした。

読み終わったあとには、主人公のその後を想像して、自分で続きを考えてしまうほど。

「このあと、こんなふうになったんじゃないかな」

そんな話をしてくれました。

私も同じ本を読んだので、親子で感想を言い合えたのも楽しかったです。

同じ物語を読んでも、親と子では印象に残るところが違う。

そんなことを知れた一冊でもありました。

④『やなやつ改造計画』

こちらは、まずタイトルに惹かれた様子。

特に気になっていたのが「やなやつ偏差値」。

「自分だったらどうなんだろう?」

と、自分自身のことにも置き換えて考えていました。

物語を読むだけではなく、自分ならどうするか、自分はどうなんだろうと考える。

そんな読み方ができた本でした。

「みんなにも読んでほしい本を選んだら?」

4冊とも、それぞれ心に残ったところがある。

だからこそ、長女は決められません。

「どれがいいと思う?」

と聞かれて、私はこんなことを言いました。

「読書感想文なんだから、“みんなにもこの本をぜひ読んでほしい”と思う本を選んだら?」

上手に感想が書けそうな本。

原稿用紙を埋めやすそうな本。

そんな基準ではなく、

自分が誰かに伝えたいと思った本を選んだらいいんじゃない?

という意味で伝えました。

そして長女が選んだのが、

『スペシャルQトなぼくら』でした。

知らなかったことを、ほかの人にも知ってほしい

なぜこの本にしたのか聞いてみると、長女は、

「自分が全然知らなかった世界だったから」

と話していました。

そして、

「そういう人もいるんだって知ったから、ほかの人にも知ってほしい」

と。

自分と似ていたから共感した本でもなく、一番笑った本でもなく。

自分が知らなかったことを知った驚きを、誰かにも伝えたい。

それが、長女がこの本を読書感想文に選んだ理由でした。

4冊読んだからこそ見えた、それぞれの本のよさ

今回4冊を見ていて面白いなと思ったのが、それぞれ心に残った理由がまったく違ったこと。

『スペシャルQトなぼくら』では、知らない世界を知ること。

『ぼくの色、みつけた!』では、自分の経験と重ねること。

『そして、バトンは渡された』では、物語の先まで想像すること。

『やなやつ改造計画』では、自分自身について考えること。

同じ「読書」でも、こんなにいろいろな楽しみ方があるんですね。

そして、どの本が読書感想文に向いているかも、きっとその子によって違います。

読書感想文の本が決まらないときは

読書感想文というと、

「感想を書きやすい本はどれだろう」

「作文にしやすい本を選んだほうがいいかな」

と考えてしまいがちです。

でも今回、長女を見ていて思いました。

「この本のことを誰かに話したい」

と思える本なら、そこにはもう感想文の種があるのかもしれません。

もし読書感想文の本選びに迷ったら、

「この中で、みんなにも読んでほしいと思うのはどれ?」

と聞いてみるのも、一つの方法だと思います。

「おもしろかった」だけでは出てこなかった、その子なりの言葉が出てくるかもしれません。

今年の長女の一冊は、『スペシャルQトなぼくら』。

さて、ここからどんな読書感想文ができあがるのか。

母としても、ちょっと楽しみにしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ことは

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