中学受験は、一冊の本がきっかけ。

三姉妹のこと

こんにちは、ことはです。

今日は、長女が中学受験を目指すことになったきっかけについて書いてみようと思います。

我が家は、もともと中学受験を考えていた家庭ではありません。

私も夫も、「地元の中学校へ進学するんだろうな」と、ごく自然に思っていました。

だから、まさか中学受験に挑戦することになるなんて、その頃は想像もしていませんでした。

きっかけは、この一冊の本でした。

長女が3年生の頃のこと。

夢中になって読んでいた本の中に、「エトワール」という

クラシックバレエに打ち込む女の子のお話がありました。

主人公の友人に中学受験のために一度バレエを辞め、

見事合格後、再びバレエに打ち込む女の子がいたそうです。

その物語を読み終えた長女は、何気なくこう言いました。

私も中学受験ってするんだよね?

その一言に、私は思わず驚きました。

「えっ?」

そんな予定は、一度も考えたことがなかったからです。

でも長女の中では、本の主人公を通して、中学受験という選択肢がごく自然なものとして心に残っていたようでした。

また、長女は同じくバレエのレッスンを頑張り、中学以降も続けたいと思っていました。

それが彼女の境遇にも通じるものがあったのかもしれませんね。

本には、知識だけではなく、新しい世界や選択肢を見せてくれる力があるんだと、その時初めて感じました。

偶然が重なった出来事

ちょうど同じ頃、小学校で特別授業がありました。

近くの中高一貫校に通う中学生が母校を訪れ、小学生に授業をしてくれるというプログラムです。

長女はその授業がとても印象に残ったようで、

「お姉さんたち、すごくかっこよかった。」

と、目を輝かせながら話してくれました。

さらに心を動かした出来事

その前後、市内の展覧会で長女の作品が選ばれ、展示される機会がありました。

会場には、その中高一貫校の生徒さんの作品も展示されていました。

その作品を見た時の衝撃は、今でも忘れられません。

「同じ中学生なの?」

と思うほど完成度が高く、表現力も豊かで、まるで別世界のように感じました。

長女も、その作品をじっと見つめていました。

きっと、その時の景色も心に残ったのだと思います。

「行ってみたい」

本。

授業。

展覧会。

いくつもの出来事が重なり、

長女は少しずつ、その学校に興味を持つようになりました。

しかも、その学校は自宅から自転車で通える距離。

現実味が増したことで、「挑戦してみたい」という気持ちは、少しずつ本気になっていきました。

我が家の答え

もちろん、不安はありました。

中学受験は、本人だけではなく家族みんなで挑戦するもの。

時間も、お金も、覚悟も必要です。

それでも、長女の目は真っすぐでした。

「頑張ってみたい。」

その言葉を聞いて、私たち夫婦は同じ答えを出しました。

「本人が本気で頑張りたいなら、応援しよう。」

こうして我が家の中学受験が始まりました。

あの一冊がなかったら

もし、あの時あの本を読んでいなかったら。

もし、あの授業がなかったら。

もし、あの展覧会に行かなかったら。

今とは違う毎日を送っていたかもしれません。

本との出会いが、人との出会いにつながり、未来を変えることがある。

長女を見ていて、私はそう感じています。

だから今日も、「本のある暮らし」を大切にしていきたいと思うのです。

ちなみに長女が今頑張って踊りこんでいるのはキトリのVa。

憧れのセンスをもってかっこよく色気を出す(!)を研究中です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また「日々、しおりびより」でお会いできたら嬉しいです。

― ことは

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